上羽鳥村(読み)かみはとりむら

日本歴史地名大系 「上羽鳥村」の解説

上羽鳥村
かみはとりむら

[現在地名]双葉町上羽鳥

下羽鳥村の西に続き、丘陵に挟まれた平坦地で、西は山林地帯となる。もと羽鳥村の内で、寛永一六年(一六三九)検地では上羽鳥村とあり、高三四七石余(相馬藩政史)正保郷帳では田方一七六石余・畑方五三石余。元禄郷帳では高二七二石余。正徳元年(一七一一)の高辻帳(福島県史)でも高二七二石余。天明三年(一七八三)の家数三六、嘉永元年(一八四八)の家数二二(検地石高収納戸口等調)石森いしもり山頂に榎内石森山えのきうちいしもりやま経塚があり、三基の積石式の経塚跡である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android