上羽黒神社(読み)かみはぐろじんじや

日本歴史地名大系 「上羽黒神社」の解説

上羽黒神社
かみはぐろじんじや

[現在地名]下館市岡芹

真岡もおか街道の西側に位置する。祭神は大己貴命。旧村社。文明一三年(一四八一)下館城主水谷勝氏が領内安堵のため、下館城の天門にあたる当村はじめ五ヵ所に勧請した五羽黒の一社である。創建については異説もあり、下館領内神社寺院并縁起旧跡(田宮家文書)には「上羽黒山大権現 別当天台宗日耀山正福寺 御朱印十石 岡芹 水谷伊勢守勝隆 元和四年建立 水谷氏之鎮守 祭礼毎年十月朔日」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android