上腹帯び(読み)うわはらおび

精選版 日本国語大辞典 「上腹帯び」の意味・読み・例文・類語

うわ‐はらおびうは‥【上腹帯・表腹帯】

  1. 〘 名詞 〙 公家鞍具(あんぐ)腹帯一種走馬騎射の際、布の腹帯で鞍橋(くらぼね)を固定した上に、さらに長い布の腹帯を加えて一層堅固としたもの。平安末期から装飾となって錦の類を用い、飾り馬専用となる。
    1. [初出の実例]「馬別韁鞚料調布四尺二寸、表腹帯七尺」(出典:延喜式(927))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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