上若林村(読み)かみわかばやしむら

日本歴史地名大系 「上若林村」の解説

上若林村
かみわかばやしむら

[現在地名]大門町若林

市井いちのい村の北東に位置。集落内を通称熊野くまの往来通り生源寺追分しようげんじおいわけ北陸街道(巡見使道)につながる。正保郷帳に村名がみえ、高三六六石余、田方二三町五反余・畑方九反、ほかに新田高三〇石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高四一三石、免四ツ六歩、小物成は野役一〇匁(三箇国高物成帳)。同三年の役家数四(「川西家高付帳」川合家文書)。同四年の百姓家数九(「旧記留帳」折橋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む