上草花村(読み)かみくさばなむら

日本歴史地名大系 「上草花村」の解説

上草花村
かみくさばなむら

[現在地名]あきる野市草花

草花丘陵の東端部、多摩川平井ひらい川に挟まれた台地上にあり、西は菅生すがお村、東は下草花村。慶長三年(一五九八)一二月の多西郡小宮領草花郷地詰帳(塩野家文書)によれば、田畠六八貫三三二文(うち改出し一二貫二〇八文)・屋敷五貫一一一文(うち改出し一貫六〇一文)。五五ヵ所の地名ごとに田畠の区別と貢納額が記され、田は銭納がほとんどでまれに綿、畠には綿・漆・楮が課されており、郷全体では綿八貫六四三文、上漆一四九束一五丸・中漆一二七束五丸・下漆八八束八五丸、楮二八束。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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