日本歴史地名大系 「上藤原山村」の解説 上藤原山村かみふじはらやまむら 佐賀県:神埼郡三瀬村上藤原山村[現在地名]三瀬村大字藤原字中(なか)ノ鶴(つる)・今村(いまむら)・不動(ふどう)金(かな)山の南方で鳴瀬(なるせ)川沿いに開けた所である。慶長絵図に「藤原」とあり、正保絵図に村名がみえる。貞享四年(一六八七)改の郷村帳によると神埼郡の「奥山内」の分に記されている。藤原山は「ふじのはるやま」とも読む。中ノ鶴には浄土真宗本願寺派の梅谷山円光(えんこう)寺がある。永禄年中(一五五八―七〇)領主神代(くましろ)勝利によって現在の地に移転されたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by