上蛇窪村(読み)かみへびくぼむら

日本歴史地名大系 「上蛇窪村」の解説

上蛇窪村
かみへびくぼむら

[現在地名]品川区二葉ふたば三―四丁目・豊町ゆたかちよう五―六丁目・戸越とごし六丁目

中延なかのぶ村・下蛇窪村の南に位置し、東は大井おおい村など、南は大井村、馬込まごめ(現大田区)。田園簿に村名がみえ、田方三八石余・畑方六三石余、幕府領。元禄郷帳では高一八五石余。品川宿の助郷で、享保一〇年(一七二五)の東海道品川宿助郷帳(品川町史)によると勤高は一八五石。「風土記稿」に「陸田多ク水田少シ、土性ハ砂錯リテ穀物ニ宜カラス」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android