上行結腸(読み)じょうこうけっちょう

精選版 日本国語大辞典 「上行結腸」の意味・読み・例文・類語

じょうこう‐けっちょう ジャウカウケッチャウ【上行結腸】

〘名〙 大腸結腸うち盲腸につづいて始まり、右の側腹部を上行して肝臓下面に達するまでの部分ヒトでは長さ約二〇センチメートル。横行結腸に連なる。〔解剖辞書(1875)〕

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デジタル大辞泉 「上行結腸」の意味・読み・例文・類語

じょうこう‐けっちょう〔ジヤウカウケツチヤウ〕【上行結腸】

大腸の主要部分である結腸一部。右下腹部にある盲腸から上へ向かい、右上腹部で左に曲がり、横行結腸へつながる部分

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栄養・生化学辞典 「上行結腸」の解説

上行結腸

 盲腸に続く大腸の一部で,右腹下から上行し,肝臓の下部で横行結腸とよばれる部分に至る.

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世界大百科事典(旧版)内の上行結腸の言及

【大腸】より

…【玉手 英夫】
【ヒトの大腸】
 大腸は小腸につづく消化管の最終の部分であって,小腸に比べ太いためこの名がある。大腸は盲腸cecum,結腸colon(上行結腸,横行結腸,下行結腸,S状結腸),直腸rectumに分けられる(図1)。その長さは個体差はあるが成人では約1.5mである。…

※「上行結腸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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