上野国志(読み)こうずけこくし

日本歴史地名大系 「上野国志」の解説

上野国志(国志)
こうずけこくし

一五巻 毛呂権蔵著

成立 安永三年

原本 新田郡尾島町毛呂家

解説 上野国の代表的な歴史地誌。総記で上野国の成立、律令制下の国司名および鎌倉時代の守護建武から応永五年に至る国内の動静支配推移を記し、次いで郡別に各村の由緒・寺社・旧跡古碑古城などについて史料をあげ考証する。実地踏査に基づき口碑伝承なども加える。

活字本 明治四三年に権蔵五代の孫毛呂真らによって校訂刊行され、昭和五一年に復刻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む