上野 虎雄(読み)ウエノ トラオ

20世紀日本人名事典 「上野 虎雄」の解説

上野 虎雄
ウエノ トラオ

大正・昭和期の評論家,戯曲家



生年
明治27(1894)年

没年
(没年不詳)

出生地
福岡県三池郡駛馬村白川

経歴
三井鉱山社員。「新小説」などの編集委員を経て、「種蒔く人」同人となり、大正11年自由思想家組合に参加。表現主義ダダイズム未来派等の影響のもとに多くの文芸評論演劇論、舞踊論を発表。著書に小説戯曲集「胎児」や長篇戯曲「泥沼」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android