下げ袋(読み)さげぶくろ

精選版 日本国語大辞典 「下げ袋」の意味・読み・例文・類語

さげ‐ぶくろ【下袋・提袋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、江戸浅草観音の四万六千日(しまんろくせんにち)に、境内楊枝屋五倍子(ふし)の粉を入れた袋を軒につり下げて売ったもの。〔随筆・三養雑記(1840)〕
  3. 肩にかけたり、手にさげたりする物入れの袋。
    1. [初出の実例]「おや、久男さんは靴を履いて入らっしたの? そしていい提げ袋をかけて」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む