下つ闇(読み)シモツヤミ

デジタル大辞泉 「下つ闇」の意味・読み・例文・類語

しも‐つ‐やみ【下つ闇】

陰暦で、月の下旬の夜の闇。くだりやみ。
「ともしする火串ほぐしの松も燃えつきて帰るに迷ふ―かな」〈千載・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「下つ闇」の意味・読み・例文・類語

しも【下】 つ 闇(やみ)

  1. 陰暦二〇日過ぎの夜の、深いやみ。
    1. [初出の実例]「花山の院の御時に、五月しもつやみに、さみだれもすぎて」(出典:大鏡(12C前)五)

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