下旬(読み)げじゅん

精選版 日本国語大辞典 「下旬」の意味・読み・例文・類語

げ‐じゅん【下旬】

〘名〙 一か月を初めから一〇日ごとに上、中、下に分けたの、二一日から末日までの約一〇日間。
正倉院文書‐(年未詳)(773頃)七月二〇日・写経生等請暇并不参解韓国形見啓「右、自去六月下旬、迄于今日行事」
平家(13C前)三「をば七月下旬に出たれ共、長月廿日比にぞ、鬼界の嶋には着にける」 〔周礼疏‐天官〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「下旬」の意味・読み・例文・類語

げ‐じゅん【下旬】

月の21日から末日までの間。月の終わりのころ。下澣げかん・かかん。→上旬中旬
[類語]月末

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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