日本歴史地名大系 「下中興村」の解説 下中興村しもなかおくむら 新潟県:佐渡郡金井町下中興村[現在地名]金井町中興(なかおく)北は上中興村、東は中津(なかつ)川を挟んで本屋敷(ほんやしき)村、西は藤津(とうつ)村、南は国府(こうの)川を挟んで金丸(かなまる)村(現真野町)。「佐州巡村記」では田五九町余・畑二〇町九反余。戸口は一一七軒・四一三人。藤津村との組合郷蔵がおかれた。文化一三年(一八一六)の内済書(中興区有)によると、菱(ひし)池の江浚いをめぐっての金丸村との争論が解決している。国道三五〇号の北側、南に突出た標高七メートルの台地上の字城(じよう)に中興城跡がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by