下佐切村(読み)しもさぎりむら

日本歴史地名大系 「下佐切村」の解説

下佐切村
しもさぎりむら

[現在地名]足助町下佐切

東は上佐切村・上脇かみわき村、南は現豊田市、西はともえ川を隔てて霧山きりやま村、北は則定のりさだ村に接する。巴川に注ぐ佐切川が村のほぼ中央を西流しており、集落は佐切川に沿う山麓の傾斜地に点在。下佐切城跡が佐切川右岸の山頂にある。近くの山麓に広畑ひろはた古墓があり、宝篋印塔・五輪塔数基を存する。寛永四年(一六二七)大給松平氏の松平縫殿介が知行し、同家の領有幕末まで続く。

旧道は佐切川右岸に沿って上佐切村へ通じていたが、村の入口と出口に当たる位置に「心月院開基正三和尚執立 念仏供養塔」碑が立てられている(現在一基は道路改修によって神社入口に移転)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む