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念仏講 ネンブツコウ

4件 の用語解説(念仏講の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ねんぶつ‐こう【念仏講】

仏教で、念仏を修行する信者の集まり。念仏を行う講中。のち、頼母子講(たのもしこう)と同様なものに変わった。
輪姦(りんかん)すること。
「無住のあき寺、お娘を正坐に取りまいて、―をはじめるつもり」〈人・梅児誉美・初〉

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世界大百科事典 第2版の解説

ねんぶつこう【念仏講】

念仏を唱え,極楽往生を期する同信者の集団。中国では廬山において慧遠(えおん)が結成した白蓮社(念仏講)があり,日本では平安中期以後,迎講,往生講,阿弥陀講などがあった。念仏講の名称は,中世以後の地方の文書や石碑の銘文にしばしばみられる。これらの念仏講は宗教的講集団として,中世以前の浄土教的講会と脈絡をもつと考えられる。とくに念仏講は葬送や死者の追善に関与することが多いが,これは源信の二十五三昧会(《二十五三昧式》)と系譜的に無関係ではなかろう。

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大辞林 第三版の解説

ねんぶつこう【念仏講】

〘仏〙 浄土宗や真宗の信者が集まって念仏をする集い。多くは、親睦をかねて毎月当番の家に集まり、念仏を勤める一方、掛け金を積み立て、会食や葬式などの費用にあてた。
で、鉦かねを打つ人を中心に人々が円形に取り巻くのに擬して〕 輪姦。 「小遣銭少しくれて、-にせよ/浮世草子・御前義経記」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

念仏講
ねんぶつこう

念仏を唱えることを契機として結成されている講。普段は毎月、日を決めて寺や堂に集まりその本尊や路傍の石仏などへ念仏を唱えて村内安全や五穀豊饒(ほうじょう)などを祈願するが、村落内に死者が出た場合には、その弔いのための念仏を唱える集団ともなる。高齢の女性が中心となっている場合が多いが、男性が入っている例も少なくない。中高年の女性が入って盛んな活動をみせている例もある。念仏の練習であると同時に、茶菓子を持ち寄り談笑するなど親睦の意味合いも強い。多くは組単位で構成されているが、静岡県裾野市(すそのし)の中駿(ちゅうしゅん)大念仏のように広範囲に複数の念仏講が連携している例もある。[新谷尚紀]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の念仏講の言及

【大人∥乙名】より

…家を単位に,家格や家産に秩序の基準を置く東日本とは対照的といえる。なお,大人・年寄に類似したものとして,念仏講とか弥陀講と呼ばれる,老人たちの加入する年寄講が全国的に分布するが,これは村落内の権威として存在することは少なく,引退した老人たちの組織であり,大人・年寄とは性格が異なるものである。年齢階梯制【福田 アジオ】。…

※「念仏講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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