下吉沢村(読み)しもきつさわむら

日本歴史地名大系 「下吉沢村」の解説

下吉沢村
しもきつさわむら

[現在地名]平塚市下吉沢しもきちさわ

大磯丘陵の北側にあり、東方を南へがんまん川が流れ、北東宮下みやした川が合流する。東は根坂間ねさかま村、西と北は上吉沢村、南は淘綾ゆるぎ寺坂てらさか(現中郡大磯町)に接する。がんまん川沿いに南北に広がる谷戸に沿い波多野はだの道が通る。小田原衆所領役帳には幻庵「廿六貫弐百文 中郡吉沢内箱禰分」とある。正保国絵図に「下吉沢」とある。

寛文三年(一六六三)小田原藩領、元禄一〇年(一六九七)旗本石原・酒井・田中領の三給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android