下土木内村(読み)しもどぎうちむら

日本歴史地名大系 「下土木内村」の解説

下土木内村
しもどぎうちむら

[現在地名]日立市下土木内町

久慈川下流の左岸低地に位置し、西を岩城相馬いわきそうま街道が通る。北は茂宮もみや村。古くは上土木内村(現常陸太田市)一村であった。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高には「土木内村」とみえ、同二一年の御知行割郷帳に「下土木内村」とある。「新編常陸国誌」によると、明和元年(一七六四)の戸数七七・人口二九四、「水府志科」によると村の東西一九町余・南北六町余、文化初めの戸数四五とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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