下土狩村(読み)しもとがりむら

日本歴史地名大系 「下土狩村」の解説

下土狩村
しもとがりむら

[現在地名]長泉町下土狩

竹原たけはら村の北、黄瀬きせ川の左岸に位置し、北は中土狩村。寛永四年(一六二七)枝郷の与惣兵衛よそうべえ新田が成立している。寛永改高附帳では田高六五四石余・畑高一六一石余。慶安元年(一六四八)検地帳(下土狩区有文書)では相模小田原藩領で、反別は田五一町余・畑屋敷四〇反余。その後宝永五年(一七〇八)幕府領となるが、享保二年(一七一七)小田原藩領に復し、安永六年(一七七七)以降は幕末まで沼津藩領であった(同年「下土狩村・枝郷与惣兵衛村明細帳」長泉町史、「日記要録」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android