日本歴史地名大系 「下垂町」の解説 下垂町しもだれまち 静岡県:浜松市浜松城下下垂町[現在地名]浜松市尾張町(おわりちよう)・元城町(もとしろちよう)池(いけ)町の北、南北に延びる脇町。西は浜松城、北は武家屋敷の元目(げんもく)など(井上氏時代城下絵図など)。延宝五年(一六七七)の浜松町村家数高間尺帳によれば町の長さ一町四九間、家数四〇。浜松各町書上によると町並は東側一〇八間三尺余・西側一一一間一尺余、町幅三間。横町は南側八六間三尺余・北側九一間。本役家屋敷四一、総家数九九、うち借屋六・店借三。十王(じゆうおう)堂(昌安寺)があった。貞享三年(一六八六)当町の行事屋敷が火事にあった(旅籠町平右衛門記録)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報