下大新田
しもおおしんでん
[現在地名]柏崎市下大新田
東は吉井村、西は土合新田、南は剣村、北は正明寺村(現刈羽郡刈羽村)と地境は入交じる。上大新田とともに寛永一七年(一六四〇)の開発と伝える(白川風土記)。近世の支配は上大新田とともに柏崎町と同じ。正保国絵図に大新田村高一千二九〇石余とあり、上大新田と一村に記される。正保二年(一六四五)の覚(白川風土記)によると、高田藩から大新田村九郎右衛門に対し、開発の褒美として高二〇石が与えられている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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