下大蔵村(読み)しもおおくらむら

日本歴史地名大系 「下大蔵村」の解説

下大蔵村
しもおおくらむら

[現在地名]松尾町下大蔵

田越たこえ村の西に位置し、村内を木戸きど川が南流する。上大蔵村と合せて大蔵村一村として扱われることもある。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に下大蔵村がみえ、高二一三石。慶長一九年(一六一四)知行宛行状では大倉村一三石余が旗本本目氏、寛永二年(一六二五)の知行宛行状では下大蔵村二〇〇石が旗本高木氏に与えられている。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では蕪木組に属する大蔵がみえ、旗本高木領二〇七石・同川口領八七石、同酒井・本目領各一三石。元禄郷帳では上・下二村で高付されており、下大蔵村の高二一三石余。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では下大蔵村の家数三二、旗本山口・酒井(二氏)領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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