下守屋村(読み)しももりやむら

日本歴史地名大系 「下守屋村」の解説

下守屋村
しももりやむら

[現在地名]郡山市三穂田町下守屋みほたまちしももりや

富岡とみおか村の西、笹原ささはら川北岸の台地(富岡台地)奥羽山脈が張出した谷口部に立地。初め守屋(森屋)と称していたが、江戸時代に岩瀬郡の守屋村(現岩瀬村)に対して下守屋と改称。永享一一年(一四三九)頃と推定される安積三郷田地注文(相殿八幡文書)南郷のうちとして「守屋 八丁」とみえる。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に森屋とみえ、高六五〇石余。元禄一三年(一七〇〇)の安積郡郷村高辻帳(安斎家文書)に下守屋村がみえ、本田六五八石余・免五ツ八分、古新田一六二石余・免三ツ二分、新田一四石余・免三ツ、家数九八・人数四〇八(うち下人二六)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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