下宮地村(読み)しもみやじむら

日本歴史地名大系 「下宮地村」の解説

下宮地村
しもみやじむら

[現在地名]甲西町下宮地、櫛形くしがた町下宮地

江原えばら村の西に位置し、駿信往還が通る。同じく巨摩郡に属する上宮地村(現櫛形町)に対して下宮地村という。戦国期には宮地(郷)・上宮地(郷)・下宮地(郷)という表現が混在してみられ、天正一〇年(一五八二)四月日織田信長は下宮地郷に禁制(今沢文書)を下しており、同年一二月三日の徳川家印判状写(中巨摩郡志)によると、小林助三郎は「宮地分内諸役共五百文」の地などを本領として安堵されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android