下家(読み)シタヤ

デジタル大辞泉 「下家」の意味・読み・例文・類語

した‐や【下家/下屋】

母屋おもやに付属する小さな家や小屋
縁の下床下
「縁の―にそっと入れ」〈浄・曽根崎
床下ゆかした部屋懸け造りの家の下の部屋、または、2階屋の階下の部屋をいう。
「―へ廻って探りより、闇にも光るだんびら抜いて突っ込む二階の板」〈浄・矢口渡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android