日本歴史地名大系 「下島山村」の解説 下島山村しもしまやまむら 愛媛県:西条市下島山村[現在地名]西条市玉津(たまつ)・下島山西条平野の東部にあり、北に磯浦(いそうら)山を負い、渦井(うずい)川が村の中央を東から西流し、室(むろ)川が村の西南端を西流する。この二つの河川の流域の東西に連なる平坦地が村域の大部分を占める。「和名抄」記載の新居(にい)郡内の嶋山(しまやま)郷が村名の起源と思われる。天保一三年(一八四二)の「西条誌」に、<資料は省略されています>と島山の地名を説明している。島山郷名は、応長二年(一三一二)三月の大山祇(おおやまずみ)神社の社殿造営段米奉納状(大山積神社文書)をはじめ、応永一二年(一四〇五)一〇月二九日の足利義満御教書案(細川文書)や、長禄四年(一四六〇)五月一八日の足利義政御教書案(細川文書)に、それぞれみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by