下徳丸村(読み)しもとくまるむら

日本歴史地名大系 「下徳丸村」の解説

下徳丸村
しもとくまるむら

[現在地名]大分市下徳丸

関門せきかど村の南、大野川と乙津おとづ川に挟まれた輪中地域に位置する。高田たかた庄徳丸名の遺称地。天正一九年(一五九一)六月二四日、高田庄「もんぜんしゆ」六人連れが伊勢神宮に参詣しているが(「参宮帳写」後藤作四郎文書)、「もんぜん」は当村の字門前にあたるとも考えられる。

江戸時代を通じて肥後熊本藩領。高田手永洲ヶ在八ヵ村のうち。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android