下戸番所跡(読み)おりとばんしよあと

日本歴史地名大系 「下戸番所跡」の解説

下戸番所跡
おりとばんしよあと

[現在地名]相川町下戸炭屋町

相川町部南端で、町への入口に当たる海士町あままち川河口部右岸に設けられ、幕末まで続いた。「佐渡相川志」は慶長年間(一五九六―一六一五)に始まるとするが、佐渡島一一の番所名を記した元和八年(一六二二)の諸番所御役并諸役納覚(佐渡風土記)には見当たらない。国仲くになか筋から相川町へ入る中山なかやま道ができる寛永六年(一六二九)頃新設されたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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