日本歴史地名大系 「下木原村」の解説 下木原村しもきはらむら 鳥取県:岩美郡国府町下木原村[現在地名]国府町下木原栃本(とちもと)村の北、袋(ふくろ)川左岸に位置する。元禄一四年(一七〇一)木原村の枝郷として同村から分村した(「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。元禄郷帳によれば高八一石余で、享保元年(一七一六)の郷村高辻帳に当村分として載る高二九石余は拝領高相当分と考えられる。本免は七ツ一分。「因幡志」によれば家数一六。天保一五年(一八四四)の御小人二、翌弘化二年(一八四五)の出奉公人五(「出奉公人改帳」井上家文書など)。同四年の上構下札略写(県立図書館蔵)では朱高八六石余(うち畑高四石余)で、永荒を引き年々開二七石余などを加えた都合高は一一四石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by