下桑島村(読み)しもくわじまむら

日本歴史地名大系 「下桑島村」の解説

下桑島村
しもくわじまむら

[現在地名]宇都宮市下桑島町

北は上桑島村、東は鬼怒川に接する平坦地の農村西部真岡もおかへの道が走る。古くは桑島郷のうち。近世初期より宇都宮藩領。慶安郷帳に田方六八二石余・畑方二六八石余とある。元禄一四年(一七〇一)の九河岸船極印改帳(坂本竜太文書)によれば船三艘があり、舟肝煎は上桑島村と同じ長右衛門である。正徳年間(一七一一―一六)の宇都宮領村々諸割物高付覚帳(五月女久五文書)では、縄莚猫太渋柿大豆等納高は三七二石余、山家人足土付馬萱付馬勤高四七石余、用水川除普請往還人馬勤高一千四一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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