下水エネルギー(読み)げすいえねるぎー

知恵蔵mini「下水エネルギー」の解説

下水エネルギー

下水下水汚泥から回収できる熱や可燃性ガスといった、再生可能な資源・エネルギーの総称。下水温は外気温に比べて夏は冷たく、冬は暖かいという特性があるため、その熱を夏場は冷熱源、冬場は温熱源として活用することができる。また、下水処理場での汚泥処理過程で生成される可燃性ガスは発電用燃料燃料電池に活用でき、乾燥・炭化処理した汚泥は燃料や肥料として利用が可能である。この他、下水や下水汚泥に含まれるリンも肥料原料として利用することができる。これらの資源は安定した入手が見込めるため、新しいエネルギー源として脚光を浴びている。その利用はまだ低い水準に留まっているが、更なる活用や実用化に向けた取り組みが各所で進められている。

(2015-1-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android