日本歴史地名大系 「下浅見川村」の解説 下浅見川村しもあさみがわむら 福島県:双葉郡広野町下浅見川村[現在地名]広野町下浅見川・中央(ちゆうおう)一―三丁目南は浅見川、東は太平洋に面し、西は上浅見川村。もと浅見川村の内で、延宝年間(一六七三―八一)上下に分村したという。しかし郷帳類では一貫して浅見川村一村で記される。享保一八年(一七三三)の大人別高(松本家文書)によれば人数一八五。弘化―嘉永(一八四四―五四)頃の名主は清右衛門で、塩竈役があった(同文書)。領主の変遷は磐城平藩領から延享四年(一七四七)幕府領となる。本町(もとまち)に鹿島神社があり、上浅見川の大滝(おおたき)神社とともに四月八日に浜下り神事が行われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by