下片町(読み)しもかたまち

日本歴史地名大系 「下片町」の解説

下片町
しもかたまち

[現在地名]姫路市博労町ばくろうまち

姫路城の南西にある福中ふくなか(初め備前門)を出た所から少し南に位置する町人町大蔵前おおくらまえ町・富田とみた町の北で、船場せんば川沿いの東西の町筋。町名は道の片側船場川で反対側に民家の並ぶ町であったことによる。慶安二年―寛文七年(一六四九―六七)の侍屋敷新絵図には備前門を出た所は「はしつめ片町」と記され、同町の南端船場川の流れが東に向きを変えた所に「蔵之前町」があるが当町はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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