下猪子田村(読み)しもいのこだむら

日本歴史地名大系 「下猪子田村」の解説

下猪子田村
しもいのこだむら

[現在地名]浦川原村下猪子田

保倉ほくら川左岸に立地。西は川を挟み中猪子田村。当村の東の対岸南西流する熊谷くまたに川が合流する。熊谷川上流に上猪子田村があり、東方保倉川上流は小谷島こやじま村。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図では「御料所窪田扱此外三方分下猪子田村 下」とあり、本納は「□拾七石二斗四升」で縄高一二七石六斗四合、家五軒・二一人。保倉川右岸に描かれ、上流に中猪子田村がみえるなど、現在とは違っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android