下田井村(読み)しもたいむら

日本歴史地名大系 「下田井村」の解説

下田井村
しもたいむら

[現在地名]高松市下田井町

山崎やまさき村の南に位置し、高松平野東部しん川と春日かすが川に挟まれた平野に立地。寛永国絵図では田井郷として高二千六九五石(由良・六条を含む)。寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では田井ノ郷(六条村を除く)として高一千二六六石余。同一九年の小物成は綿一〇五匁(高松領小物成帳)。貞享高辻帳では由良ゆら上田井村として分村、下田井村として高七二五石余とある。天保九年(一八三八)の御巡見一条万覚書(木田郡誌)によれば戸数一二八・人数五三六。池泉合符録によると、西植田にしうえた村の松尾まつお池から水掛高八六一石の給水を受けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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