下百姓(読み)したびゃくしょう

精選版 日本国語大辞典 「下百姓」の意味・読み・例文・類語

した‐びゃくしょう‥ビャクシャウ【下百姓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 荘園制下の直接耕作者作人
    1. [初出の実例]「此時西方未進米者、預所得替之間、下百姓不納所也」(出典:鵤荘引付‐永正一五年(1518)七月一八日)
  3. 小作百姓をいう。
    1. [初出の実例]「和泉なる信田の森の脇在郷、同じやうなる下百姓の子供三人、大坂へ出て奉公しける」(出典:浮世草子・子孫大黒柱(1709)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む