下砂子坂村(読み)しもすなござかむら

日本歴史地名大系 「下砂子坂村」の解説

下砂子坂村
しもすなござかむら

[現在地名]富山市水橋下砂子坂みずはししもすなござか

上市かみいち川西方の穀倉地に位置し、東は上砂子坂村。北は下砂子坂新村。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高五八九石・免四ツ。寛文一〇年(一六七〇)・天保九年(一八三八)の草高・免に変化はない(三箇国高物成帳、「高免等書上帳」折橋家文書)。所属組は狐塚きつねづか村と同じ。灌漑上市川から引水した下条げじよう用水を利用。享保一八年(一七三三)の家数は本百姓二四(「新川郡村廻帳」川合家文書)。嘉永元年(一八四八)の家数は本百姓三四・頭振四(「下条組高免等懐中録」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む