下福増村(読み)しもふくますむら

日本歴史地名大系 「下福増村」の解説

下福増村
しもふくますむら

[現在地名]金沢福増町ふくますまち

打木うつぎ村の東、安原やすはら川の下流西岸に位置する。正保郷帳では南接する中新保なかしんぼ(現松任市)と併記され、両村合せて高一千四一一石余、田方九〇町余・畑方四町余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高一千一八四石・免四ツ七歩(三箇国高物成帳)。散小物成として同年には外海引網役二六匁(高免付給人帳)、寛延三年(一七五〇)には油振売役三匁(「組下巨細帳」後藤文書)、天保一三年(一八四二)には室役一〇匁(村御印物成等書上帳)が賦課されていた。寛文年間の家高数一二・百姓数二二(高免付給人帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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