日本歴史地名大系 「下組村」の解説 下組村しもぐみむら 島根県:鹿足郡津和野町下組村[現在地名]津和野町山下(やました)小山(こやま)村の北西、須郷田(すごうだ)山の西麓に位置し、津和野川左岸沿いに集落がある。対岸で吹野(ふきの)川が津和野川に合流している。村名は西隣の中組村に対するとみられる。津和野城下から飯浦(いいのうら)(現益田市)方面への道が通る。また西方吹野川から同川支流畑(はた)川沿いに小野(おの)峠へ出て長門萩へ至る道が分岐する。明治四年(一八七一)の万手鑑によれば古高二一六石余、寛永一四年(一六三七)の検地高三三三石余、明治四年の総高三九七石余・反別四九町四反余、家数三二(うち本百姓一六)・人数一四六(うち本百姓九三)、牛二〇・馬一、高札場一・米蔵二、紙漉舟二〇、鉄砲一七。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by