下羽生村(読み)しもはにゆうむら

日本歴史地名大系 「下羽生村」の解説

下羽生村
しもはにゆうむら

[現在地名]羽生市下羽生

旧利根川の流路跡や自然堤防を含む地域に位置する。葛西かさい用水に沿い、西から北は上羽生村。田園簿によれば田高三四七石余・畑高一〇〇石余、幕府領。元禄元年(一六八八)検地で改出の新田分が加えられ(風土記稿)元禄郷帳では高五四六石余、旗本三家の相給(国立史料館本元禄郷帳)。享保一七年(一七三二)一部が下野足利藩領になったと考えられ、宝暦五年(一七五五)の足利藩領村々明細帳(安田家文書)によると、同藩領は高五〇石余・反別四町九反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android