下興野上新田(読み)しもごうやかみしんでん

日本歴史地名大系 「下興野上新田」の解説

下興野上新田
しもごうやかみしんでん

[現在地名]豊栄市嘉山かやま・嘉山一―五丁目・東栄とうえい町一―二丁目

北流する新井郷にいごう川右岸にあり、北は下興野新田、東は前新まえしん村。享保期(一七一六―三六)新発田藩により、福島ふくしま潟・島見前しまみまえ潟の開発が進み、下興野新田とともに開発の中心となる。元文二年(一七三七)新発田藩の新田検地を受け、田畑合計三二町八反余・分米二三石三斗余(豊栄年表資料)。延享二年(一七四五)再度検地を受け、反別合二九町三反余・分米一五石三斗余(同資料)。宝暦二年(一七五二)田畑水冠につき雑税の上納を延期してくれるよう願出る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android