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福島潟 ふくしまがた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福島潟
ふくしまがた

新潟県中部,新潟平野の北部にある新潟市北東部,阿賀野川加治川の中間に位置し,北区に属する。面積 1.9km2。宝暦年間 (1751~64) に一部が干拓された。 1966年国営干拓工事が本格的に始まったが,減反政策での土地利用をめぐって長い間紛争が続いた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくしまがた【福島潟】

新潟県北東部,豊栄(とよさか)市にある潟湖越後平野北部の砂丘内側に形成された潟湖群のなごりで,かつては北にあった島見潟と連続していた。江戸時代中期に新発田(しばた)藩により加治川の瀬替えと,松ヶ崎付近の砂丘を開削した阿賀野川の分水路が設けられ,島見潟,福島潟周辺の排水は良好となった。藩は出願人に請け負わせて干拓を進めたが完成に至らず,1790年(寛政2)幕府は水原(すいばら)の地主市島徳次郎らの出願を許可し開発にあたらせた。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県〕福島潟(ふくしまがた)


新潟市北区と新発田(しばた)市の境にある潟湖(せきこ)。1966年(昭和41)から10年かけて国営の干拓事業が行われ、169haの農地が造成された。現在、残る湖面は1.6km2冬鳥の飛来地で、1973年に日本最初の鳥類観測所が設置された。オニバス自生の北限地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

福島潟
ふくしまがた

新潟県新潟市北区の東部にある潟湖(せきこ)。かつては蒲原(かんばら)砂丘裏のラグーン地帯の中心をなしていた潟湖群の名残(なごり)で、第二次世界大戦前までは周囲8キロメートル、面積4.6平方キロメートルの沼沢地をなしていたが、干拓されて潟は1.69平方キロメートルに埋め立てられた。近世新発田(しばた)藩領に属し、北蒲原平野の洪水調節湖として重きをなし、また排水溝をなす新井郷(にいごう)川は新潟港までの葛塚(くずつか)通船路として舟運の便が開けていた。宝暦(ほうれき)(1751~1764)ごろから潟端の新田干拓が盛んとなり、多くの新田村も誕生した。また、野鳥や渡り鳥の繁殖地として、1973年(昭和48)わが国最初の鳥類観測ステーションが設置された。
 湖面は、1966~1975年国営干拓事業により192ヘクタールが干拓され、169ヘクタールの農地ができた。減反政策により所期の目的であった水田化は中止され、畑作農への転換に苦労している。[山崎久雄]

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