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下草 シタクサ

デジタル大辞泉の解説

した‐くさ【下草】

《「したぐさ」とも》
木の下などに生えている草。森や林に生える丈の低い草木。
取るに足らない者。日陰者。
「かかる―頼もしくぞ思(おぼ)しなりぬる」〈・玉鬘〉

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大辞林 第三版の解説

したくさ【下草】

木陰に生えている草。特に、森林に群生している雑草。
庭園などに用いるシダ類・シャガなどの背の低い植物の総称。
日陰者のたとえ。 「かかる-もたのもしくぞ思しなりぬる/源氏 玉鬘

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

下草
したくさ

森林や樹群の下層に生育する草や小低木。下草は表土が雨水によって流失したり固結するのを防ぎ、樹木の生育を助ける働きをする。また野生生物の採餌(さいじ)、営巣、避難場所の機能も有する。農家林では下草は堆肥(たいひ)や家畜飼料として利用されたが、いまはほとんどなされていない。また庭園などの樹群の下草は風致景観上からも必要である。森林の下草は自然に生育する野草や低木であるが、その構成は森林の樹種や構造、土地条件などによって違う。土地条件を測定する指針となる指標植物として下草が利用されることが多い。[蜂屋欣二・藤森隆郎]

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