下藤原村(読み)しもふじわらむら

日本歴史地名大系 「下藤原村」の解説

下藤原村
しもふじわらむら

[現在地名]いわき市常磐じようばん藤原町ふじわらまち

藤原川上流部にあり、東は北白鳥きたしらとり村・南白鳥村、北東上湯長谷かみゆながや村、南西は中藤原村。磐前いわさき郡に属した。近世領主変遷は磐城平藩領から寛文一〇年(一六七〇)以降湯長谷藩領。

もと藤原村のうちと思われ、文禄四年(一五九五)の四郡検地高目録では、磐前郡のうちに北藤原村があり、高三三一石余、また菊多きくた郡のうちに南藤原村があり、高三五四石余。その後南北の藤原村は合併したと思われ、慶長一三年(一六〇八)の岩城領分定納帳(内藤家文書)では藤原村とあり、高一千三三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む