下衣文村(読み)しもそぶみむら

日本歴史地名大系 「下衣文村」の解説

下衣文村
しもそぶみむら

[現在地名]額田町下衣文

集落は、村域を北流するおと川支流の衣文川、別称青木あおき川のつくる谷間右岸に立地。東は樫野山かしのやま村、西は池金いけがね(現岡崎市)、南は大幡おおはた村・鶇巣とうのす(現岡崎市)、北は桜井寺さくらいじ村と各々山で接する。古くは大幡村・上衣文村(現岡崎市)と一郷をなしていたと伝える。中世山田やまだ庄に属したという。山中やまなか郷域に比定される。天文一二年(一五四三)中根正泰の加増地に村域の一部があった(中根家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android