日本歴史地名大系 「下衣文村」の解説 下衣文村しもそぶみむら 愛知県:額田郡額田町下衣文村[現在地名]額田町下衣文集落は、村域を北流する男(おと)川支流の衣文川、別称青木(あおき)川のつくる谷間の右岸に立地。東は樫野山(かしのやま)村、西は池金(いけがね)村(現岡崎市)、南は大幡(おおはた)村・鶇巣(とうのす)村(現岡崎市)、北は桜井寺(さくらいじ)村と各々山で接する。古くは大幡村・上衣文村(現岡崎市)と一郷をなしていたと伝える。中世、山田(やまだ)庄に属したという。山中(やまなか)郷域に比定される。天文一二年(一五四三)中根正泰の加増地に村域の一部があった(中根家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by