下赤岩村(読み)しもあかいわむら

日本歴史地名大系 「下赤岩村」の解説

下赤岩村
しもあかいわむら

[現在地名]松伏町下赤岩

上赤岩村の南東に位置し、ほぼ中央を庄内古しようないふる川、南西部を古利根川が流れる。古利根川の対岸は埼玉郡増森ましもり(現越谷市)で、同村との間に孫七まごしち渡とよばれる作場渡しがあった(風土記稿)中世には上赤岩村とともに赤岩郷に属し、寛永二年(一六二五)には赤岩村一村であったが、同六年までに上・下二村に分れた(同二年「赤岩村年貢割付状」、同六年「上赤岩村年貢割付状」ともに飯島家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android