下車持村(読み)しもくらもちむら

日本歴史地名大系 「下車持村」の解説

下車持村
しもくらもちむら

[現在地名]高浜町下車持

馬居寺まごじ村の東に位置し、北は青戸あおと入江および上車持村。村内を丹後街道が通る。小名に高森たかもり本村ほんむらがある。「若狭郡県志」に「下車持村属本郷、去小浜四里許也」とあり、かつては本郷ほんごう(現大飯町)と関係が深かったようである。正保郷帳によれば田方二〇一石余・畠方一九石余。天明五年(一七八五)の戸数二五、人口一五三(常田家文書)

高森香山かぐやま神社および元亀二年(一五七一)開創と伝える臨済宗相国寺派海蔵かいぞう寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android