日本歴史地名大系 「下遠部村」の解説 下遠部村しもとおべむら 栃木県:鹿沼市下遠部村[現在地名]鹿沼市下遠部黒(くろ)川が足尾(あしお)山地から扇状地に流れ出る右岸に位置。西に山が迫り川沿いに集落がある。東は黒川を隔てて見野(みの)村、南は笹原田(ささはらだ)村、北は板荷(いたが)村。慶安郷帳では下園部村とみえ、田六〇石余・畑三五石余、武蔵岩槻藩領。輪王寺本には下遠部村とみえる。元禄郷帳では高一五三石余で日光領とあるが、元禄一四年(一七〇一)の日光領目録には村名はみえない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by