下里本邑遺跡(読み)しもさとほんむらいせき

日本歴史地名大系 「下里本邑遺跡」の解説

下里本邑遺跡
しもさとほんむらいせき

[現在地名]東久留米市野火止三丁目

黒目くろめ川と小支流の出水でみず川の合流点下流左岸、舌状に張出す台地と低位段丘上にあり、標高五四―六〇メートル。団地建設に伴い、昭和五三年(一九七八)から調査が行われた。台地上では立川ローム層のIII―X層から旧石器時代の石器と礫群が九ヵ所で発見され、とくにIX層から出土した局部磨製石器が注目される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android