日本歴史地名大系 「下金剛寺村」の解説 下金剛寺村しもこんごうじむら 富山県:中新川郡立山町下金剛寺村[現在地名]立山町金剛寺上金剛寺村の北東に位置し、東は末上野(すえうわの)村。村名はかつてあった金剛寺の下に位置したことに由来するという。村の開墾が始まったのは上金剛寺村と同じ時期といわれる(五百石地方郷土史要)。寛永二年(一六二五)の知行所目録(中川家文書)に村名がみえ、当村の一二八石余など都合一千石が津田右京・沢田少二郎の知行地となっている。正保郷帳によれば高三七二石余、田方二一町八反余・畑方三町、新田高二九五石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高三四九石、免四ツ八歩、小物成は野役八匁(三箇国高物成帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by